現実感芸術 (2018年度)

「現実感芸術」は、乗鞍岳や穂高岳などを擁する中部山岳国立公園で活用されるアプリや展示装置の研究制作を通して、野外における現実感を研究し、作品制作を行います。具体的にはAR(拡張現実感)技術を利用した山岳登山者のための情報提示や、VR(仮想現実感)技術を利用した非登山者のための体験提示などが想定されています。これらを通して、現実を拡張し認識する表現手法を研究し、従来の登山や観光にとどまらない新しい感覚と行動の可能性を探求します。また、不特定多数の利用者にむけて、分かり易く楽しいユーザー体験をデザインして提供することも求められています。
なお、思考や技術において関連する「移動体芸術」との重複履修を推奨します。また、自転車に乗ることがもたらす批評性を追求する任意グループ「クリティカル?サイクリング」の活動との連携も推奨します。

研究代表者 : 赤松正行
研究分担者 : 伊村靖子、 鈴木宣也、瀬川晃、松井茂
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